ふたたび、キッチンの話です。
キッチンを考える時に思っていたこと
わが家のキッチンで叶えたかったのは3つ
- LDKでの存在感があるから、海外の写真に出てくるような洗練されたデザインに
- 毎日使うから、使い勝手がよく、丈夫で機能性の良いものに
- 上の二つをなるべく低価格で実現したい
この3つから思い至ったのは、なんとも自分勝手な目標でした。
国内メーカーの既存ラインを駆使して
海外キッチンブランドみたいなキッチンをつくろう
洗練されたデザインの海外キッチンメーカーにも、自分の思い通りに作れる唯一無二の造作キッチンにも、
憧れはもちろんありました。
でもいざ見積りを取ってみると、
最低限のものしか入れてないのに、すでに予算の2倍してるやーん。。。
そんな感じでした。
造作キッチンに至っては、自分の知識のなさから、素材はどんなのがいいかとか、経年変化や劣化にはどうするのが正解なんかとか
不安要素が大きすぎて検討さえできていませんでした。
あと、日本のメーカーの技術力を盲目的に信頼していることと、
日本人が使うことを研究されてきた勝手の良さがきっとあるはず!という
期待にも似た思いがありました。
そんなわけで上記のような目標の下、(あ、もちろん大々的に言ってたわけではなく、私の中の、こっそり目標)
試行錯誤あって今の形に落ち着きました。とても気に入っています。
詳しいスペックなどはこちらの記事にまとめています。
デザインを決める時に心がけていたこと
海外のかっこいいキッチンの写真を飽きるほど見て、
何が違うんやろ?と、私なりに考えてみたことがあります。
- 色が3つ以内に絞られている
- 素材と質感が揃っている
- 水平・垂直が潔い(凸凹がすくない)
この三つを意識するだけでもすっきりとしたキッチンになるのでは、と思います。
具体的に、わが家の場合だと
- 色は黒、グレー、木目の3つに
- 黒はマットな質感+天然素材風(木とステンレスとセラミック)
- 極力直線的に見えるよう、キッチン天板は立ち上がりなしのフルフラットにオイルガードなし。カップボードは水平ラインが際立つよう端から端まで
ということを心がけました。
まあ、言うは易しで、これが難しい。
例えば、当初はリビングの照明に合わせて真鍮色の水栓とレンジフードを探していました。
なかなか機能(浄水器付き)が備わったものに出会えず、
やっとのことで積水チームのみなさんが探し当ててくださったものも、
今度はレンジフードのゴールド系の色と水栓の色が合わないかもしれない、サンプルもない、
など…いろんな葛藤がありました。
最終的にマット黒の水栓とレンジフードに揃え、キッチンは暗めのトーンで揃えることで統一感を出しました。
今思えば、納得しながら進められた良い思い出です^^
デザインと機能は両立するか
永遠の命題ですね。
少なくとも最大限両立させることができたキッチンになれたんちゃうかなーと、満足しています。
家づくりをする中で、妥協はときに大切ですが、納得した上で進めたいですよねー
腑に落ちる解決策はあるはずなので、わが家の記録が誰かのきっかけになればいいな、と思っています。
つぎこそ、オイルガードの話をしたい…
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